「小学生は忙しい」といわれるように、小学生時代いろいろな習い事をやっていた方も多いと思います。
小学生の習い事で一番多そうなのが、「スイミングスクール」を始め、男子なら野球・サッカー、女子ではバレーボール・ダンス(バレエ)といったスポーツ系の習い事をやっていたという方が一番多いのではないでしょうか。
次に「ピアノ」を始め、習字・将棋といった教養系。
それから「学習塾」や英語教室といった学習系。
それぞれ小学生の時に、
- 体力をしっかりつけて欲しい
- いろいろな素養を身に着けて欲しい
- 学校で足りない学習部分は補いたい
といった、親から子どもへの、期待や思い入れがあってのことだと思います。
それに対して、大人の習い事の目的は自分の未来のためなのだと思います。
大人の習い事の傾向を調べてみるでみた大人の習い事ランキングからその傾向を考えてみます。
まず、女性の大人の習い事で一番人気なのが「ヨガ・ピラティス」
これは自身の美容と健康が目的。
誰しもいつまでも元気で美しくいたいものですからね。
他にも「フィットネスクラブ」「エアロビクス・ボクササイズ」も女性の習い事では人気です。
対して男性の大人の習い事では「フィットネスクラブ」に通っている方が多そうです。
その他、健康のためのスポーツでは「ゴルフ」「テニス」がランキングに入ってきています。
もっともゴルフに関しては、健康、体力づくりよりもお付き合いの側面が多いかもしれません。
男性の習い事で人気があるのは「簿記」「ファイナンシャルプランナー」「地建物取引士」
仕事のスキルアップのための資格取得が目的ですね。
仕事のスキルアップの習い事は50までの男性において多いのですが、女性全般と、50以上の男性ではあまりランクが高くないようです。
男女、全年齢で上位にあるのが「英語」
仕事のスキルアップのための側面もありますが、グローバル化時代においての必須のスキルになってきているためだと思います。
仕事、勉強、レジャーにおいて、英語の必然性が増してきているのがうかがえます。
生活、生き方を充実させる目的の「料理」や「ピアノ」の習い事も、特に女性においては人気です。
「書道」「美術」や「カルチャーセンター」など、ランキングには入ってきていませんが、大人の習い事として定着している印象です。
大人になってからの習い事は、子どもの習い事のように大半がやっているわけではありませんが、
- 美容と健康
- スキルアップ
- グローバル化への対応
- 生活、生き方の充実
のために、習い事をしている方も多いようです。
自分の将来、を考えたとき、新しい習い事に挑戦してみる、というのもいいかもしれませんね。